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長く使えるもの(わたしの「革」考)

もうすぐそこまでやってきている新しい一年。
いつもの事ながらなんだかワクワクします。
かれこれもう、55回目のワクワクです。
年末年始の営業は 2014年は大晦日まで。
2015年はちょっとのんびり8日から。とさせていただきます。

年の最後に私の「革」考など。


私が革に魅せられたのはハーレーというバイクに乗り始めた頃でした。
雨に打たれても、風を切って走り続け、自分が気に入った山の中で自由にテント
を張り、仲間とどこかで落ちあう。
携帯なんてない時代に走りながら、「どこかで会う」ことは感動でした。
朝、テントから出ると、バイクに仲間の手紙だけがくくりつけてあったりして、その
手紙をリュックに押し込んで、さて、今日はどこへ向かおうかな?という様な自由
な旅をよくしていました。
それまでに乗った沢山のバイクの中で、やはり鉄の塊のハーレーというバイクは
いろいろな意味で、タフさを求められました。

そんな生活をしていた、もっと若くてもっと自由だった頃、腰や足に付ける丈夫
なバッグを自分で作ろうと、見よう見真似で私は革をいじり始めたのです。

それは、ファッションではなく酷使するに耐えるもの。
走っている途中で会う「雨、風」なんかに負けないもの。
実際に暴風雨の中でテントを張らなくてはいけないような時にも、寄り添ってくれる
様な道具。

そして健吾という犬に出会い、当たり前のように自分の犬のモノは自分で作る
ようになり、いつの間にか犬具専門のようになってしまいましたが、、、

その頃から「出来る限り、長く使えるもの、道具として、酷使できるものを作る」
これが私のぶれないポリシーなのです。
だから時として私の作るものは丈夫過ぎて重くて硬くて。。。というお叱りすら、
頂きますが、使い倒しているうちにやっと使いやすくなるのです。
これこそが革を育てるということであり、革の魅力を最大限に生かせるという事
だと思っております。ファッション性の高いものを作ることはとても簡単です。
でも、すぐにダメになってしまっては、革という高級な素材を使う意味がない。
牛や馬や鹿に失礼。豚にも失礼。

バイク用の物だって、犬用の物だって、ナイロンのほうが丈夫に決まってるし、
工業製品なので価格は段違いに安いでしょう。
でも、あえて「革」という素材で「丈夫なもの」を作る。
だからこそ、デザインはシンプルにする。
そして実はこれが一番難しいのです。

私はバッグやサイフなどを作るときも、型紙をおこすときから、修理の事を常に
頭において、作ります。
犬具に関しては、ベルトと首輪は同じ形をしていても、かかる力が全く違うと
いう事は、誰にでも簡単にわかること。「それなのに、あーそれなのに。」とい
う物が世の中に多いという事が、私が犬具を作り始めるきっかけになったこと
でした。だからメンテナンスが出来る造りにしてあるのです。


NOSEBLEEDの物ももちろん、メンテナンスが出来ますよ。
たとえば、、

★持ち手のジーンズ部分がくたくたになって中の芯が見えてきたもの。
 IMG_5739.jpg
 
IMG_5741.jpg

★ハートハーネスの布の部分が馴染んでセンターの革をするすると動くよう
 になり、動きやすくなってしまったもの。
IMG_5737.jpg

★レザー&ジーンズのプレーンカラーの革の部分が伸びてサイズが合わなく
 なってしまったもの。
IMG_4186.jpg

状態や直しかたによっても価格は違いますので、お気軽にお問い合わせから
ご連絡下さい。



この「年末」という時期には、メンテナンスが多くなるアトリエです。
SASHAでは、代車ならぬ「代リード」の貸し出しもしております。送料のみ
ご負担いただければ、無料です。

IMG_5780.jpg

メンテナンスをしている間だけ、使っていただけますので、特にリードのメンテナ
ンスは、せめて2~3年に一度は金具交換ついでにお手入れをお任せ下さい。
フルメンテナンスの料金は、大体「現物の商品の30%~40%」となっています。
(全てをばらして、金具も交換し、掃除もして、新しい物を作る工程のほうがうんと
楽だったりするので、かなりサービス価格だと思っています。。。)
靴やバッグの修理と同じく、メンテをしながら長く使っていってほしいと思う気持
ちで、始めからとても高価な革で作っていますので、どうぞよろしくお願いいたし
ます。

いつも申し上げておりますが、、、

「リードが切れたり、金具が壊れる時は突然です。」
リードは犬の命を守る重要な道具だと私は常々、思っています。

「形あるものは必ず壊れます。」
いくら大事に使っていてもメンテナンスは、当然の持ち主の責任だと思っています。


年末にまた、熱いことを書いてしまいましたが、2015年も変わらず、ぶれずに、
小うるさい偏屈な革職人でありたいと思っておりますので、
来年もどうぞよろしくお願い致します。
もう一度、最後に年末の作品などをアップ出来たらと思っています。
さて、もう少し。もうひとがんばり!!
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作品たち

日々、アトリエ仕事に追われるままに~~。あっというまに「また、年末」
年々、月日がたつのが早くなる気がしているのは私だけではないはずですが・・・・(W!)
さて。相変わらず写真を撮る間もなくお客さまにお送りしてしまうことが多く、
今年はいまだに消費税を変えることすら出来ないほどにあわただしく、
「私」という一番大事な道具の修理もまだ完全ではなく、
いろんな事情が重なって、そして、もう今年もあと半月です。

あまりにも製作日誌を書いていなかったことに今頃気がついて、今年の後半の写真
を少々アップしてみたりします!!

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相変わらずの「ぬんぬんシリーズ」です。お任せ!って言われると、こんな感じになります。
つくりはきっちりですが、私はラフな感じの革らしさが大好きです。

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人間さまの物もわんこさまの物も今年も沢山作らせていただきましたーー。
一つ一つ、少しずつ違ったり、一つ一つ、全く違ったり、
相変わらず悩みながらの製作ですが、全てが思い出に残る作品になります。

あと半月、まだまだ、まだまだ、、アトリエは今、足の踏み場がありません。
年末年始の営業のお知らせは改めて。
最後までがんばります!

年内のご注文は完成が年越しになるものもありますので、打ち合わせの際に
必ずご確認くださいませーー。
PROFILE

サーシャスピリット

Author:サーシャスピリット
自宅で生まれたミニチュアダックスフントの沙紗とともに暮らしながら、日々製作に励んでおります。
製作時間を頂く為にもギャラリー、および採寸のお仕事などはお休み中。ご迷惑をおかけしておりますが、これからもよろしくお願い致します!

犬具のオーダーメード
【革工房アトリエSasha】

〒187-0003
東京都小平市花小金井南町1-2-4-1A
TEL&FAX 042-384-6151
E_MAIL sasha@sasha-spirit.com

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